天然和風だし味楽家スタッフの森崎です。
何年か前に取引先様よりいただいた、クンシランの蕾がだんだん膨らんできました。
そんなに手をかけてあげていないのに、毎年綺麗な花を咲かせます。
花の名前は、みんなが知っている、チューリップやたんぽぽのような物しか
知らない私ですが、この花がランだという事はどこかで知っていました。
何ランなんだろうと思って、今回調べてみたら、「クンシラン」という名前。
しかも、ランの仲間ではなく、ヒガンバナ科の植物だったとは。
何も知らずに育てていたのに、毎年綺麗に育ってくれてありがとう♡
今日は、無添加和風だしパック味楽家の国産原料100%、
食塩や砂糖などの調味料も不使用の幸せだし、こだわりの厳選7素材の要、昆布についてです。
昆布は海の野菜と言われているように、植物の仲間で、海に生えている藻類で、
わかめ、ひじき、もずくなども同じ仲間です。
昆布は日本各地で食べられていますが、その生産は国内では約9割が北海道です。
主に北海道で生産された昆布が、蝦夷地(北海道)の開拓後、
「こんぶロード」と呼ばれるルートで日本各地に運ばれてきました。
室町時代には、現在の福井県まで、
江戸時代には海上交通がさかんになり、大阪まで運ばれるようになりました。
その後、九州や沖縄、中国にまで延びていき、
同じ頃、東周りで江戸に運ばれるようになりました。
この、「こんぶロード」の歴史が、全国的にみて、富山県で昆布の消費量が多く、
昆布が運ばれるのが遅かった関東では少なくなっていたり、
食べ方の違いが現在でも見られる背景にあるのですね。
昆布は、同じ北海道でも、地域によって獲れる種類に違いがあり、
ダシをとったときの香りや味・色、さらに料理に用いたときの味や食感もさまざま。
〇利尻昆布
利尻、礼文、稚内沿岸で採れる。
やや固めの昆布で、透明で風味の良いダシがとれる。
お吸物などにぴったり。
〇羅臼昆布
羅臼沿岸で採れる。
茶褐色で薄く幅が広い昆布。コクのあるダシがとれる。
みそ汁や、昆布締めなどにも。
〇真昆布
函館沿岸で採れる。
幅が広く、肉厚な昆布。上品な甘みのあるダシがとれる。
そばつゆや、そうめんつゆに。
〇日高昆布
日高沿岸で採れる。
濃い緑色で、柔らかく火が通りやすい。
昆布巻きや佃煮に。
無添加和風だしパック味楽家の幸せだしは、
関西でよく使われる、くせのない上品な甘味をもち、清澄なだしがとれる真昆布と、
昆布の王様と呼ばれるほど味が濃厚で、香りが高いだしのとれる羅臼昆布を原料にしています。
その昆布を板前さんがだしを取るのと同じ方法で、
一昼夜鍋の中で浸け置き、沸騰するまで煮出し、粉末化しています。
素材によって最適なだしの取り方が異なるため、別々にとっただしを合わせています。
これこそ、無添加和風だしパック味楽家の国産原料100%、
食塩や砂糖などの調味料も不使用の幸せだしの、
「ホンモノ」のだしです。
【お問い合わせ】
天然和風だしの味楽家 https://mirakuya.net
TEL 078-903-3098 (平日10:00~16:00)